Événement
矢来・横寺
伝統芸能
観世九皐会10月定例会
観世九皐会10月定例会
2026年10月11日(日)【第一部】12時半
解説:観世喜正
狂言『魚説法』野村萬
杜若 漁師を辞めて出家したばかりの僧が頼まれて説法を説くことになる。説法などできないので、色々な魚の名前を並べてそれらしく聞かせようとする。
能『杜若 恋之舞』弘田裕一
魚説法 三河国の八橋を訪れた旅僧の前に女性が現れ、伊勢物語に在原業平がこの地の杜若を見て詠んだ和歌を僧に教える。女性は僧を庵へ案内し、業平の初冠と二条后の唐衣を着すと、その正体を杜若の精と明かす。業平の歌によって草木である我が身までも成仏できたと語り、昔を懐かしんで舞を舞う。
【第二部】15時半
解説:観世喜正
仕舞『放生川』中所宜夫
仕舞『芭蕉 キリ』遠藤和久
仕舞『柏崎 道行』観世喜之
能『夜討曽我 大藤内』駒瀬直也
夜討曾我 源頼朝による富士の巻狩りに乗じ、曾我五郎時致は兄の十郎祐成と共に、父の仇である工藤祐経を討つ事を企てる。生きては帰れまいと故郷の母への形見を家来に持たせた兄弟は、その夜つ いに討ち入りを果たす。
チケット全席指定・消費税込
<各部>
正面席:5,500円
脇正面・中正面席:4,400円
学生券(脇正面・中正面)2,200円
※学生券は26歳未満(要学生証)
※未就学児童の入場はお断りさせていただきます。
<1部2部通しセット>
脇正面・中正面のみ:7,800円
(8,800円のところ1,000円割引)
チケット発売日
2026年5月1日より発売
矢来能楽堂
神楽坂にある能楽堂(能・狂言の専用舞台)。
定期的に能楽公演が行われています。
能楽観世流観世九皐会が所有。平成23年に国の登録有形文化財に登録されました。
観世九皐会の二代目当主である初世観世喜之が昭和5年に現在置(当時の牛込区矢来町)に新築、昭和20年5月24日に空襲で焼失し、昭和27年9月に同位置に二世観世喜之が現舞台を再建しました。舞台には木曽御料林の檜材が使用され、約70年日々磨き上げて大切に使われ続けています。
観世九皐会
能楽の演能団体。能楽五流のうちの観世流の一派です。明治期に観世銕之丞家から別家した観世清之(1849│1909)が初代当主。
「九皐会」の名は、明治期に初世観世喜之(1885│1940)のもとに集っていた文人の一人である清浦圭吾(のちの二十三代内閣総理大臣)が『詩経』にある「鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ」より命名しました。現当主は四代目の三世観世喜之(1935│)。嫡男の観世喜(1970│)を始め約40名のプロの能楽師が所属しています。昭和27年に文部省(当時)より社団法人の認可を受け、平成24年に内閣府所管の公益社団法人へ移行認可を受けました。
| Contact | 矢来能楽堂 〒162-0805 東京都新宿区矢来町60 TEL 03-3268-7311 不定休、お問い合わせ対応時間 10:00 ~ 17:00 |
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| Site associé | https://yarai-nohgakudo.com/archives/12727 |