《通常展》夏目漱石と漱石山房 其の三 漱石山房記念館では、これまで多くの方からの寄贈や夏目漱石記念施設整備基金の活用により 貴重な資料を収蔵することができました。 本展示では、そうした皆様の協力によって収集された漱石山房記念館の代表的な資料を紹介します。 記念館資料の核となる「松岡・半藤家資料」や、近年新たに収蔵された資料も加えながら、 夏目漱石と漱石山房の軌跡をたどります。 直筆の原稿や美しい初版本は、見る者を漱石が生きた時代にタイムスリップさせます。 漱石が妻に宛てた手紙からは、創作を支えた家族の姿を窺うことができます。 書や水彩画の作品は、文豪の意外な一面を伝えます。 漱石が亡くなるまでの9年間を過ごした漱石山房の地で、 ゆかりの資料を通じて漱石の生涯や作品世界を感じてください。 ※会期中、一部展示替えを行います。 【前期】12月13日(土)~2月15日(日) 【後期】2月17日(火)~4月19日(日) 開催期間:2025年12月13日~2026年4月19日 開催時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで) 会場:漱石山房記念館 2階企画展示室 休館日:毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日) 観覧料:一般300円、小中学生100円 ※団体(20名以上・要事前連絡)は個人の観覧料の半額 ※土日祝日、および冬期休業中、春期休業中は小中学生無料 ※障害者手帳等をお持ちの方は手帳のご提示で無料(介助者1名無料) ※メンバーズ倶楽部会員の方は会員証のご提示で無料 【関連イベント】 ギャラリートークの情報は こちら
黒人女性の文学とジャズ展―ブラック・フェミニズムをたどる 奴隷制時代から現代まで、黒人女性の芸術は、沈黙を破り、内なる魂(ソウル)に光をあて、自らの言葉で自己を定義するための力でした。本展示では、アメリカを中心とする黒人女性作家・ジャズ奏者による作品を紹介します。小説や詩、歌や演奏に宿る声、そこから響く豊かなブラック・フェミニズム思想に耳を傾けてみてください。 展示作品 ◆ゾラ・ニール・ハーストン、トニ・モリスン、アリス・ウォーカーなど、アフリカ系アメリカ人女性作家および、その他の地域の黒人女性作家による文学作品のうち、日本語に翻訳されたもの ◆ベッシー・スミスやビリー・ホリデイをはじめとする女性ブルース歌手やジャズ歌手のレコードに加え、メアリー・ルー・ウィリアムズ、エスペランサ・スポルディング、テリ・リン・キャリントンなど、ジャンルやジェンダーの枠を超えて活躍してきた器楽奏者のレコード 会期 : 2025年11月13日(木)- 2026年4月19日(日) 開館時間:10:00〜17:00 下記の時間帯はイベント開催の為、ご鑑賞が頂けません。ご了承ください。 10月17日(金)、10月23日(木)14:00-17:00 11月20日(木)、12月19日(木)、1月30日(金)13:00〜16:00 休館日:毎週水曜日ほか ※詳細は早稲田大学国際文学館ウェブサイトでご確認ください。 場所 : 早稲田大学国際文学館 2階展示室 主催 : 早稲田大学国際文学館
松井須磨子忌2026 日程:2026年1月5日(月) 集合時間:10:30 申込締切:2025年12月31日(水) 松井須磨子とはどんな人? 松井須磨子(長野市出身・神楽坂で活動)は明治から大正時代に活躍した新劇女優。「日本初の歌う女優」とも呼ばれる。坪内逍遥と島村抱月が創立した文芸協会の舞台『ハムレット』のオフィーリア役で女優デビューを果たし、舞台『人形の家』のノラ役で注目され、看板女優として活躍する。 島村抱月と共に創立した藝術座では、1914年(大正3年)3月26日に帝国劇場で初演された舞台『復活』で、カチューシャ役の松井須磨子が歌唱した劇中歌『カチューシャの唄』が全国的に大ヒットし、「日本初の歌う女優」として知られるようになる。 翌年の舞台『その前夜』の劇中歌『ゴンドラの唄』も大正ロマンの代表曲として今日も愛されている。 女優がいない時代に、努力で女優となった人物で、女優という女性の新しい職業を作った人物としても高く評価されている。 堀川健仁 一般社団法人松井須磨子協会 会長 松井須磨子の功績を讃え、次代へ伝えていきたいという想いと、新型コロナ禍で苦しんできた芸術活動を支援したいという2つの想いから、2022年より神楽坂で松井須磨子の顕彰活動を開始し、2023年に「松井須磨子協会」を設立。 また、曽祖母の大叔父は、松井須磨子の養父・長谷川友助でもある。 主催:一般社団法人松井須磨子協会
香港のレトロ建築「唐樓」をめぐる旅——東京でトークイベントと写真展が開催 ■香港のレトロ建築「唐樓」をめぐる旅——東京でトークイベントと写真展が開催 香港を舞台にした映画でしばしば映り込む、外壁に洗濯物が揺れ、商店と住居が積層する建築——唐樓(Tong Lau)。香港の市街地を特徴づける存在でありながら、日常的に暮らす人々にとっては景色に溶け込み、意識されることは少ない。スクリーンを通した印象を脱ぎ捨てたとき、その建物はどのような歴史を抱え、どんな美学を宿しているのでしょうか。 この問いを手がかりにしたイベント「唐樓(トンラウ)物語:香港レトロ建築を探る」が、2025年12月20日よりVictoria 1842で開催。初日は講演形式のトークイベント「PART 1」、翌日からは写真展「PART 2」がスタートし、香港の街並みを形づくった建築文化に多角的に触れられる内容となっています。 ■PART 1:歴史・現存例・湾仔に残る日本人の足跡 12月20日のトークでは、香港の唐樓研究で知られる陳国豪氏が登壇する。テーマは大きく三つに分類されます。 会場で参加は満席、配信参加チケット販売中 【配信参加のご案内】 ・オンラインチケットを購入の際、ツイキャス登録/ログインが必要。 ・参加費:1100円(税込み) + システム使用料160円 ・申し込みはこちら テーマ1 唐樓の誕生から変遷まで 植民地期の都市拡張や住宅政策とともに発展した唐樓の歴史的背景を、建築形式の変化と合わせて解説。 テーマ2 現存する唐樓の例 保存地区や再利用されている建物など、今日も街に残る唐樓を具体例として紹介。 テーマ3 戦前の湾仔に暮らした日本人コミュニティ 香港島・湾仔に残る歴史資料を手がかりに、唐樓が生活空間として受け入れてきた多民族の痕跡をひもといていく。 陳氏は当時の写真資料や自身の著作を持参し、参加者と共に“建築の物語”を読み解きます。参加申し込みは11月30日11時より受付開始予定です。 ■PART 2:写真展「香港唐樓の過去と現在」——四つの視点で見る建築の美 翌21日からは、同会場および併設書店で写真展「香港唐樓の過去と現在」が開始。展示は四部構成で、来訪者に唐樓の造形と時間軸を提示します。 第1部:唐樓の歴史的概観 香港の発展と共に姿を変えてきた唐樓の四時代を振り返り、都市形成との関わりを整理。 第2部:装飾藝術と新古典主義 外観に見られる意匠や装飾を切り口に、異なる様式が建物に共存する様を紹介。 第3部:レンガと光の交差 壁面の質感、窓の開口部、日差しの入り方など、唐樓特有の光影が立体的に捉える。 第4部:轉角樓——角地建築の魅力 湾曲したファサードや斜めの街路に沿う建物に焦点を当て、都市動線との調和を提示。 展示を通して、唐樓は“古い集合住宅”という単一のイメージから離れ、街そのものを語る文化的アーカイブとして立ち上がる。 ■見過ごされてきた建築に、もう一度光を当てる 唐樓は、単に映画の背景ではない。密集した都市の暮らしを支え、経済活動の土台となり、多民族の記憶を包み込んできた生活の器です。高度経済化に押し流される一方で、近年では保存と再利用、文化資源としての再評価が進みます。 今回のイベントは、建築史・都市文化・コミュニティの歩みを重ね合わせながら、香港の街を理解する新しい視座を提示します。東京の会場で、過去と現在の唐樓に出会える貴重な機会となるでしょう。 講師・著者紹介: 陳国豪(レオ・チャン)/尋蹤覓蹟 Hong Kong Heritage(香港ヘリテージ) 陳国豪は、香港城市大学文化及び文学管理学科を卒業。現在は香港の文化・建築保存研究家、作家、写真家として、香港の旧市街や歴史的建築物(唐樓や古民家など)の記録に取り組んでいる。2018年に「尋蹤覓蹟 Hong Kong Heritage」(香港ヘリテージ)ウェブページを設立し、文字と映像を通じてレトロ建築の保存意識を高める。研究成果を書籍にまとめ、2019年から2025年にかけて『尋蹤覓蹟:香港古宅故事』『尋蹤覓蹟:香港唐樓故事』(《香港ヘリテージ:香港唐樓物語》1&2、仮訳)など多数の著作を出版しました。 出版活動に加えて、「尋蹤覓蹟 Hong Kong Heritage」はテーマ別講座、ガイドツアー、展覧会などを通じて、地域の歴史的建築物に対する一般市民の理解と関心を高める活動を展開している。 共同主催: Victoria 1842,尋蹤覓蹟
世界のブックデザイン2024–25 「世界で最も美しい本2025コンクール」および、日本、ドイツ、カナダ、オランダ、中国、ポーランド、ポルトガルの各国コンクール受賞図書を展示 本展では、2025年2月にドイツのライプツィヒで開催された「世界で最も美しい本(BBDW)2025コンクール」受賞図書とともに、日本の「第58回造本装幀コンクール」をはじめ、ドイツ、カナダ、オランダ、中国、そして、ポーランドとポルトガルのコンクール受賞図書を、合わせて約180点展示、各国のブックデザインおよび造本技術の潮流を紹介します。 会場では、展示される図書をすべてお手にとってご覧いただけます。 ※ 発行部数が少ない等の理由で入手困難な本があるため、受賞作品すべての展示ではありません。 休館日 毎週月曜日( ただし1月12日、2月23日は開館)、12月27日(土)~ 2026年1月4日(日)、1月13日(火)、2月24日(火) 開館時間 10:00~18:00(入場は17:30まで) 入場料 無料 ※印刷博物館地下展示室にご入場の際は入場料が必要です <開催概要> 主催 TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館 後援 カナダ大使館、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA) 協力 ゲーテ・インスティトゥート東京、一般社団法人日本印刷産業連合会、一般社団法人日本書籍出版協会、中国近現代新聞出版博物館、Stiftung Buchkunst、De Best Verzorgde Boeken、PTWK – Polskie Towarzystwo Wydawców Ksiazek、DGLAB – General Directorate for Books,Archives And Libraries
【富岡コレクション展】壺のツボ 早稲田大学會津八一記念博物館の富岡コレクションは、日本重化学工業株式会社の初代社長である富岡重憲氏(1896~1979)が永年に渡って蒐集された作品を中心としており、その総数は約900件に上ります。コレクションの対象は東洋の陶磁器や近世書画を中心に、茶道具や書・絵画、仏教美術資料、考古資料など多岐にわたり、その中には国指定重要文化財である埴輪女子像や、重要美術品に指定される日本の書・絵画・彫刻・中国陶磁なども含まれています。 これまで、富岡展示室では日本・中国・朝鮮半島の陶磁器を数多く紹介してきましたが、富岡コレクションにはそれ以外の地域で生産された壺も含まれています。本展では地域や時代を異にする壺を展示し、壺を鑑賞するツボをお伝えします。 <開催概要> 会期:2025年12月8日(月)〜2026年1月31日(土) 時間:10:00~17:00 休館日:詳細はこちら(公式サイト) 会場:會津八一記念博物館 1階 富岡重憲コレクション展示室 入館料:無料
当館所蔵コレクションでみる『書楼弔堂』館長就任記念展示 第Ⅲ期 2025年4月に、京極夏彦が第4代館長に就任しました。館長就任記念展示 第Ⅲ期では、京極作品の中から『書楼弔堂』シリーズに焦点をあて、実在する登場人物と関わりのある当館資料を中心に紹介します。 第Ⅰ期(4月12日〜8月3日) 京極夏彦の著作 第Ⅱ期(8月5日〜11月3日) 京極夏彦と江戸期の版本 第Ⅲ期(11月5日〜2026年3月1日) 当館所蔵コレクションでみる『書楼弔堂』 休館日 毎週月曜日(ただし1月12日、2月23日は開館)、11月25日、12月27日~1月4日、1月13日、2月24日 開館時間 10:00~18:00(入場は17:30まで) 入場料 一般500円、学生200円、高校生100円、中学生以下無料 ※展示室の一部を使った特設コーナーでの展示です。常設展の入場料でご覧いただけます ※20名以上の団体は各50円引き ※70歳以上の方は無料 ※障がい者手帳(アプリ含む)をお持ちの方、および付き添いの方1名は無料 <開催概要> 主催 TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館 協力 株式会社ラクーンエージェンシー
冬のスペシャルレッスン「お正月飾り」 毎年人気のお正月レッスンの受付を開始いたしました。 リラがはじめましての方も、生徒さまも、レッスンのご受講を楽しみにお待ちしております ・レッスン料:8,900円(税込) (花材費、ケーキ&ティーサービス付) ・レッスン日時 水・木・金・土・日の10時半〜か13時半〜 水金の19時〜 ご希望の日時を調整させて頂きます。 ・レッスン時間:1時間半程度 ・場所:市ヶ谷駅付近のサロン ・サイズ:縦12cm、横15cm、高さ14cm ・オーダー(完成品の配送):8,900円+送料で承ります。 ・お申込、お問合せは、LINE 公式ID:@566uhumqまでお願い致します。
東京の中心で“歩くイルミネーション”。 Crystal Garden 2025–2026 飯田橋・水道橋のちょうど谷間に佇むホテルメトロポリタン エドモント。 静かな滞在のためのホテルとして知られるこの場所に、冬だけの特別な回廊が現れます。 ■ 水道橋側エントランス シャンパンゴールドの灯りに揺らぎを加え、風とともに動く光が華やぎを生み出します。 一歩踏み入れた瞬間から心がときめく――特別な夜がはじまっていると気づかされるエリアです。 ■ ストリート A シャンパンゴールドとサクラピンクが溶け合う淡い光のベールが、ゆるやかに道を包み込みます。 歩くほどに色がほどけ、ふわりと寄り添うように変化するその灯りは、まるで冬の空気が抱きかかえてくれるよう。 肩を並べて歩くふたりの影が、静かに重なる。その一歩ごとが、思い出を染めていく散歩道です。 ■ ストリート B コーンを点滅ライトで包み込み、光が揺らめくような演出のイルミネーション。 ふたりで立ち止まると、光の粒が胸の奥まで届くような、ただその揺らぎに身を委ねていたくなるような。 ■ ストリート C ふわりと浮かぶヴィンテージ球の灯りの下、ジェルライトが風の呼吸に合わせて光を揺らすストリート C。 光が触れ合うたびに、歩幅が自然と近づき、言葉よりも大切な気持ちが伝わる夜へと導いてくれます。
渡辺祐「Urushi-branché」展 在日フランス大使館とマニュファクチュール・ナショナル セーブル&モビリエ・ナショナル主催、第二回デザイン賞の受賞者 渡辺祐による個展 本展では、2025年1月にモビリエ・ナショナル(フランス国営有動産管理局)にて行われたリサーチレジデンスの内容と、新作「Branches de Urushi 」を展示いたします。この作品は、モビリエ・ナショナルでの工房見学や職人との対話を通じたリサーチを元に制作したものです。日本とフランスの両文化に共通した自然への敬意とその表現に着目し、日本の漆の光沢とその反射性、フランスのシャンデリア工芸における、彫金、デザインの哲学を融合し、伝統的な価値を新しい形(照明デザイン)へ変換します。また同氏が制作した漆に関連した過去の作品も展示し、日本の伝統工芸を異なる領域、文化や素材と組み合せ、新しい価値の創造を探求する様子をご覧いただけます。 会期:2025年10月24日(金)~12月14日(日) 時間:火~木、土 11時~19時30分/金・日 11時~17時 休館:月曜・祝日休館 協力:マニュファクチュール・ナショナル セーブル&モビリエ・ナショナル 協賛 : 漆 | 佐藤喜代松商店 照明 | 株式会社ワイ・エス・エム 展示デザイン | Interior Studio LETTER. 撮影 | NAITO 画像調整 | 株式会社 mosh コーディネーション | Studio Yu
しょうけい館証言映像展 証言がつなぐ あの日の記憶 戦後80年 特別企画展 戦後80年を迎えた今年、戦争を体験した世代の高齢化は進み、いよいよ戦争体験者不在の時代が到来しつつあります。戦争体験の継承がますます重要な課題となる中で、彼らの体験を知る方法の一つに、証言映像があります。 当館は、戦傷病者やそのご家族、軍医や従軍看護婦などの医療関係者などを対象に、これまでに約200本の証言映像を収録してきました。証言映像は、体験の内容はもちろんのこと、それを語りかける表情に至るまで記録されているため、より実感をもって彼らの体験や思いに触れることができます。 本展では、10数名の証言映像や受傷の内容毎に再編集した総集編の映像上映に加え、映像を収録した証言者をパネルで紹介するほか、証言者から寄贈された資料を展示します。ぜひ生きた声を通して戦傷病者について知ってもらえればと思います。 証言映像上映 内容:企画展で紹介している戦傷病者の証言映像を順次上映します。 場所:しょうけい館 2階企画展示室内 総集編映像上映 これまでに当館が収録してきた証言映像を、テーマごとに再編集した総集編映像を上映します。 場所:しょうけい館 2階シアター ※団体プログラム等によって、上映内容を変更・休止する場合があります。 主 催: しょうけい館(戦傷病者史料館) 会 期: 令和7(2025)年10月15日(水)~令和8年3月1日(日) 会 場: しょうけい館2階 企画展示室 企画展示室 入場料: 無 料 開館時間: 10:00〜17:30(入館は17:00まで) 休館日: 12月28日(日)~令和8年1月4日(日)・1月13日(火)・2月24日(火) ※令和7年11月3日(月)、11月24日(月)、令和8年1月12日(月)・2月23日(月)は開館
ニナ・フラデ「線の詩学」展 工芸家、造形作家のニナ・フラデ(2024年ヴィラ九条山レジデント)の、立体作品、写真、デッサンによる個展。 ニナ・フラデの用いる編み込みの技法は、素材の純粋な質感をそのまま使用し、加工や装飾をせずに表現力を与える方法です。素材に施される細やかな手作業は、複雑な構図の幾何学模様を忠実に再現し、技術そのものが装飾となるのです。機能的なオブジェとしての目的から切り離された素材は、普段とは異なる見え方で私たちのまえに現れます。それは芸術と工芸の境界が曖昧になる瞬間でもあります。 「素材の中にムーヴメントを刻み込む。 身体の表現力を解放する。」 ある場所から別の場所へと、ダンサーの身体の動きは、空間の中に連続した線を描き出します。その線は目には見えず、つかの間のものです。ダンサーのポーズを固定し、紙の上に線を引くことで、身振りや動きの連なりの抽象的な構図が浮かび上がります。ダンサーとのコラボレーションのもと、身体と物質、生き物と無生物、見えるものと暗示的なものとの絶え間ない対話をとおして生み出された、ニナ・フラデの作品を本展ではご紹介いたします。 会期:2025年10月24日(金)~12月14日(日) 時間:火~木、土 11時~19時30分/金・日 11時~17時 休館:月曜・祝日休館
舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』特別展示 舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』特別展示 村上春樹さんが36歳の時に発表され、海外でも人気の高い長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行で描かれる本作が、フィリップ・ドゥクフレ演出・振付、藤原竜也主演によって世界で初めて舞台化されます。2026年1月からの舞台化に先駆け、小説の世界観を感じられる特別展示を開催いたします。本展では、小説に出てくる「世界の終り」のジオラマや過去に舞台化された村上春樹作品の舞台写真などが展示されます。(画像をクリックすると拡大表示されます。) ※舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の情報はこちら 会期 : 2025年10月9日(木)〜 2026年1月31日(土) 開館時間:10:00〜17:00 下記の時間帯はイベント開催の為、ご鑑賞が頂けません。ご了承ください。 10月17日(金)、10月23日(木)14:00-17:00 11月20日(木)、12月19日(木)、1月30日(金)13:00〜16:00 休館日:毎週水曜日ほか ※詳細は早稲田大学国際文学館ウェブサイトでご確認ください。 場所 : 国際文学館(村上春樹ライブラリー)2階ラボ 共催 : 株式会社ホリプロ、早稲田大学国際文学館
【入館無料】2025年度秋季特別展 早稲田大学芸術功労者受賞記念 北大路欣也展 北大路欣也氏は、1943年、映画俳優の市川右太衛門氏の次男として京都に生まれ、1956年の東映『父子鷹』(松田定次監督)で映画デビューを果たしました。早稲田大学在学中に学生仲間の公演で「リヤ王」エドガーに本名で出演したのが初舞台。以後、東映時代劇の黄金時代を経験した最後の世代として、映画史に名だたる監督の現場を体験し続けました。氏は日本映画とテレビの隆盛期を経験し、舞台でも多彩な活躍を果たし、一人の俳優にこれほど幅広いジャンルでの活躍が可能な時代があったことを、身を以て示しつつ、現役最前線で今日に至っております。 2025年、早稲田大学はこのような北大路欣也氏の長年にわたる我が国芸術界における多大な功績に対して、早稲田大学芸術功労者の栄誉を授与することとなりました。 今回の記念展示は、氏の活動の全貌を、あらためて顕彰、紹介する機会として企画されました。 会 期: 第1期 10月4日(土)〜11月4日(火) 第2期 11月8日(土)〜12月21日(日) 第3期 2026年1月7日(⽔)〜1月30日(金) ※2025年11月5日(水)~11月7日(金)、2025年12月22日(月)~2026年1月6日(火)は閉室となります。 ※第1期・第2期・第3期のそれぞれで一部資料を展示替えします。 会 場:早稲田大学演劇博物館 1 階 六世中村歌右衛門記念特別展示室 時 間:10:00-17:00 (火・金は19:00まで) 休館日:10月13日(月・祝)10:00~13:00(13:00以降は通常開館)、10月22日(水)、10月30日(木)、10月31日(金)、11月19日(水)、12月3日(水)、12月17日(水)、1月12日(月・祝)、1月21日(水) 入館料:無料 主 催:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点 協 力:株式会社ホリプロ・ブッキング・エージェンシー、ソフトバンク株式会社 ※日程は都合により変更する場合がありますので、早稲田大学演劇博物館ホームページにて最新情報をご確認ください。
早稲田大学演劇博物館 2025年度秋季企画展 日中演劇交流展―欧陽予倩・田漢と日本 中国の近現代演劇は、20世紀初頭の日本で、坪内逍遙の文芸協会や新派・新劇の影響を受けた中国留学生によって開拓されました。西洋からの直接の影響以上に、日本の西洋演劇の翻案物が、中国に翻案されることによって受容されていったのです。 のちに「中国の現代演劇と伝統演劇との黄金の架け橋」と呼ばれ中央戯劇学院の初代院長となった欧陽予倩(1889–1962、俳優、劇作家、映画監督、演劇理論家)と、中国国歌の作詞者ともなった田漢(1898–1968、劇作家、演出家、詩人)の二人は、日本留学中から演劇活動に情熱を注ぎました。当時日本で上演されていた新派や新劇を熱心に観劇し、多くの日本の演劇人や文化人とも交流を重ね、そこでの刺激や経験は、彼らの舞台活動や戯曲創作などに大きな影響を与えました。帰国後、彼らは中国現代劇である「話劇」の開拓者として活躍し、中国演劇界を牽引するだけでなく、日中の演劇交流および両国の友好にも大きく貢献しました。 今回の展示では、欧陽予倩・田漢と当時の日本演劇や文化人との交流を主題として、先人による演劇交流の歴史を振り返ることによって、今後も演劇交流が架け橋となって、日中両国の相互理解が深まることを期します。 秋田雨雀、内山完造、小山内薫、金子光晴、辛島驍、河原崎長十郎、菊池寛、岸田国士、木下順二、久保田万太郎、厨川白村、佐藤春夫、里見弴、清水正夫、杉村春子、千田是也、滝沢修、竹内良男、田辺尚雄、谷崎潤一郎、中島健蔵、中村翫右衛門、西川鯉三郎、土方与志、藤森成吉、升屋治三郎、松山樹子、武者小路実篤、村松梢風、村山知義、山本久三郎、山本安英、横光利一など。 会 期: 2025年10月14日(火)~2026年1月25日(日) 会 場:早稲田大学演劇博物館2階 企画展示室Ⅰ・Ⅱ 時 間:10:00〜17:00(火・金曜日は19:00まで) 休館日:2025年10月22日(水)、10月30日(木)、10月31日(金)、11月5日(水)、11月19日(水)、12月3日(水)、12月17日(水)、12月26日(金)〜2026年1月6日(火)、1月12日(月・祝)、1月21日(水) 入館料:無料 主 催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点、田漢基金会 協 力:中央戯劇学院、内山書店 後 援:中華人民共和国駐日本国大使館、中国文化センター(東京) 、北京大鸞翔宇慈善基金會、一般財団法人日本アジア共同体文化協力機構、一般財団法人日本中国文化交流協会、公益社団法人日本中国友好協会、一般社団法人日中協会、公益財団法人日中友好会館 ※日程は都合により変更する場合がありますので、早稲田大学演劇博物館ホームページにて最新情報をご確認ください。
新宿ゆかりの文学者 小泉八雲「大がらす通信」はじまる! 今秋開始の連続テレビ小説「ばけばけ」で話題の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。 晩年は新宿で暮らしていました。 新宿歴史博物館には、八雲のユニークな書簡が所蔵されています。 それは、アメリカ時代の恩人、ヘンリー・ワトキンにあてたもので、そのほとんどに大がらすの絵が描かれています。 大がらすとは、ワトキンが八雲に付けたニックネームです。 エドガー・アラン・ポーの詩「The Raven 」にちなみ、髪の黒い八雲に名付けたもので、ふたりの間だけで通じるニックネームでした。 そのため、八雲はワトキン宛の書簡にだけ、署名代わりに大がらすの絵をそえました。 大がらすは八雲の気持ちをあらわし、様々に描かれます。 アメリカ時代の八雲は苦労も多かったため、八雲の苦しい境遇や気持ちを示していることもあるようです。 新宿歴史博物館公式Xでは、「大がらす通信」として、毎週これらの書簡を紹介します。 また、博物館の常設展示室では、「大がらす通信」に連動し、書簡(実物)の展示も行います。ぜひあわせてご覧ください。 【Xによる情報発信】 9月5日~2月末までの毎週1回投稿(年末年始はお休みします) 【展示】 令和7年9月5日頃~令和8年3月下旬まで。新宿歴史博物館常設展示室内「近代文学に見る新宿」コーナー(※ご来場の前に、必ず公式サイトをご確認ください) 【開館時間】 9:30~17:30(入館は17:00まで) 【休館日】 第2・4月曜日(祝休日にあたる時は翌平日) 但し、燻蒸作業日(12/22~12/28)と年末年始(12/29~1/3)は休館いたします。 ※下記の開催期間では2026年3月22日としておりますが、2025年9月23日時点では2026年3月下旬頃までとなります。 ご来館の前には必ず公式サイトにて、スケジュールのご確認をお願いいたします。
物語を感じられる図柄や季節を表現した色彩が、絵画のように美しい友禅染。 手描きの友禅染は、世界に誇れる技法で描かれております。 「若い人たちに着物を知ってもらいたい」と、友禅染職人の多田昌子さんは、力強くも繊細な筆致で数々の作品を世に送り出してきました。 そんな多田さんの一点ものの貴重な額絵を展示販売いたします。 季節に合わせて飾るもよし、特別な日に飾るもよし。 まずはその美しい作品たちをご覧ください。
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